英語を短期間で習得するためにコーチング型の英会話スクールが近年隆盛を誇っています。
中でも最近宣伝で勢いを増しているプログリット(PROGRIT)とボディメイクで実績を上げているライザップが運営するライザップイングリッシュは双璧といえるでしょう。
社会人に人気の英語コーチングとは?その魅力と効果、高額なコーチング式英語スクールに通うメリットデメリットや相場料金を解説。
筆者も英会話スクールに現在通っているのですが、最終的にプログリットかライザップイングリッシュで非常に悩みました。
結果的に筆者はライザップイングリッシュを選択し受講しています。
コーチングスクールは結果がでる可能性が高いかわりに価格が高いため選択するまでに慎重に比較して選びました。
本日は今コーチング型英語スクールの双璧の間で迷っている方に向けて筆者の比較考察した内容を記していきたいと思います。
筆者の比較が皆さんの判断材料になれば幸いです。
Contents
ライザップイングリッシュとプログリットのサービスの比較
まずは一番重要なサービスの特徴を比較していきたいと思います。
原則は第二理論習得理論だがメソッドは違う
両者とも原則として参考にしているのは第二言語を学ぶために必須の理論として確率されている第二言語習得理論です。
第二言語習得理論については以下で詳しくお伝えしています。
英会話をスムーズにできるようになる状態というのは、英語を英語のまま理解でき、思いついた内容を瞬時に英語として発話できるレベルのことを指します。
英語が母国語ではない我々日本人にとって英語を第二言語として習得するためには正しいメソッドにそって十分な量の鍛錬を積む必要があるのです。
プログリットもライザップイングリッシュも第二言語習得理論に基づいてカリキュラムを組んでいます。
ただ、それぞれのメソッドは異なります。それぞれのメソッドについてお伝えしていきます。
ライザップイングリッシュの「6STEPS」「高速変換」「実践英会話」
ライザップはリスニングを鍛える6STEPとスピーキングを鍛える高速変換と実践力を鍛えるネイティとの会話に分かれています。
リスニングは英語を英語のまま理解するということを目的としています。
そのためには英文を英単語レベルで聴解して瞬時に日本語に訳していくというプロセスを徹底的に鍛えていく必要があります。
そのために用意されているのが6STEPです。
- ディクテーション
- スラッシュリーディング
- オーバーラッピング
- 意味音読
- シャドーイング
- リピーティング
これらを組み合わせて英語を英語として理解できる英語脳の養成を行っていきます。
また、スピーキングについては日本語を瞬時に英語に変換する高速変換をテキストを使って行なっていきます。
ライザップイングリッシュでは週二回の各レッスンで各STEPが正しく行われているかをチェックしてくれるので、
正しい訓練を日々積み重ねていくことが可能なのです。
「6STEPS」と「高速変換」で鍛えた英会話力を実践的にCAMBLY英会話使ってネイティブにぶつけて鍛錬していくという三位一体のメソッドをとっています。
CAMBLYの英会話ではセッション時にトピックを日本人トレーナーが提供して、
それを元にスピーチを作成してネイティブ講師にぶつけて指摘してもらうというプロセスを踏みます。
以下で詳しく纏めていますので参考にしていただければと思います。
短時間で効果を出す「ライザップイングリッシュ」の特徴とは?独自メソッドをコーチングで挫折せずに完遂させるプログラムが魅力的!
プログリットはシャドーイングを重視
プログリットについては以下のプログラムを組みます。
- シャドーイング添削
- 意味理解
- 単語
- 概念化
- 文章化
シャドーイングと意味理解はリスニングのための練習を行います。
プログリットではシャドーイングを重視しておりシャドーイングの添削をプログラムとして取り入れています。
単語はリスニングとスピーキングの両方で必須ですね。
概念化と文章化はスピーキングのための練習となります。
英語を英語として理解できる英語脳を作り出すプロセスという面からみるとライザップイングリッシュに対して心もとない感じがしました。
また、それぞれのステップをしっかり正しく行えているかのモニタリングがないのも筆者としては物足りないと考えています。
野球でも正しいバットの振り方をしらないと、打てなくなってしまいますからね。
実践英会話についてプログリットも以下の3つの中から各人の実力に合わせてコンサルタントが選定してくれます。
- CAMBLY
- DMM英会話
- NativeCamp
セッション時間もライザップイングリッシュに軍配
英語が上達するためには「質×量」の掛け合わせが非常に重要です。
以下はライザップイングリッシュの英会話コースと、プログリットの英会話トレーニングの3ヶ月コースの比較です。
ライザップイングリッシュ | プログリット | |
レッスン回数 | 24 | 12 |
日本人トレーナー レッスン時間(月) |
400時間 | 240時間 |
ネイティブレッスン回数 | 20 | 各人による |
ネイティブレッスン時間 | 600時間 | 各人による |
まず、日本人トレーナーとのレッスン回数はライザップイングリッシュはプログリットの3倍あります。
レッスン時間にしても1.7倍と圧倒していますね。
コーチングなので、どれだけ密着して英語脳をつくる棘の道を歩いてくれるか?
というのは非常に重要な指標ですよね。
また、外部のオンライン英会話レッスンはプログリットは各人に合わせてという形なので一律に比較できません。
ただ、ライザップイングリッシュの提供している600時間という長さは他のスクールと比較しても圧倒的です。
量という面でも断言することはできませんが、ライザップに大きく分があると思います。
値段(価格)はプログリットに軍配があがるが時間あたり単価だとライザップイングリッシュが圧倒
一番皆さんが気になっているのが価格の比較なのではないでしょうか?
以下はライザップイングリッシュとプログリットの価格の比較です。
入会金と3ヶ月プラン(税抜)の合計であはプログリットが若干安くなっています。
ライザップイングリッシュ | プログリット | |
金額 (税込・入会金込) |
578,000 | 518,000 |
1ヶ月あたり金額 | 192,667 | 172,666 |
日本人トレーナー レッスン時間(月) |
400時間 | 240時間 |
ネイティブレッスン時間 | 600時間 | 各人による |
1分あたり単価 | 193円 | 〜719円 |
ただセッション時間はライザップイングリッシュの方が多いので1分あたりの単価はライザップイングリッシュの方が安くなっています。
英会話力を短期的に鍛えたいのであれば、重要なのは価格よりも内容です。
英語を習得できているかどうかで将来億単位で得られる収入が変わってきます。
数万円の金額の差は正直言って誤差と言ってよいでしょう。
重要なのは、このスクールであれば自分の実力を伸ばすことができると確信を持てるかどうかです。
中途半端な気持ちで受講を開始してしまっては結局途中で挫折してしまう未来が見えるからです。
まとめ
プログリットとライザップイングリッシュは第二言語習得理論を元に効率的に英語脳を作ることに定評のあるコーチング型の英会話スクールです。
今回のポイントをまとめると以下となります。
ライザップイングリッシュ | プログリット | |
リスニング強化 | 5 | 3 |
スピーキング強化 | 4 | 4 |
ネイティブ英会話 | 5 | 5 |
日本人トレーナー セッション時間 |
5 | 3 |
価格 | 3 | 4 |
セッション単価 | 5 | 3 |
筆者は総合的に考えてライザップイングリッシュを選択して受講しています。
重要なのは価格ではなく内容と量とトレーナーとの関係性です。
自分の納得いく方を選んで英語脳を磨いていきましょう!!